G元素

【登場作品】マヴラヴオルタネティブ


 BETAの落着ユニットの残骸から発見された未知の元素。

 1974年北米カナダ領サスカチュワン州アサバスカにBETAの着陸ユニットが落着。前年に中国がBETAの侵攻を受けた経験を踏まえ、アメリカは大量の戦術核を投入して直ちにこれを殲滅した。この際に、BETAの落着ユニットの残骸を得ることができ、これをロスアラモス研究所のウィリアム・グレイ博士らが研究。人類未発見の元素を多数発見した。これらは「G元素」と呼称されるようになる。


 1996年BETAは日本に上陸。約一週間でたちまち九州・中国地方を制圧。日本は首都・京都を前面に防衛戦を繰り広げる。京都防衛戦は日本が敗北し、佐渡島にBETAの巣であるハイヴを建設される。さらに同年10月、横浜にもハイヴが建設される。ハイヴ建設のために侵攻の停滞していた間を狙い、1999年8月5日、国連と日本は横浜奪還計画「明星作戦」を敢行する。この際、作戦に参加していた米軍が無警告でG元素の一つ「グレイ11」を使用した新兵器「G弾」を2発投下。戦闘中の友軍を巻き込んで、ハイヴ地表面建造物と周囲のBETAを一掃する。

 「G弾」こと、五次元効果爆弾(Gravity Bomb)は、臨海制御解放後、ラザフォードフィールドが球形に広がっていく。このラザフォードフィールドの境界面に触れたものは、重力偏差により物体にスパゲティ化を引き起こし崩壊する。さらにラザフォード場内は、ナノレベルで無秩序な方向に重力が同時発生し、質量を持つあらゆる物質を分子・原子レベルで引き裂いていく。ラザフォードフィールドはG弾発射とともに展開されるため、たとえ光線属種であろうと迎撃不可能である。さらに、G弾の効果範囲には重力異常が残される。

 G弾の開発によって、G弾でハイヴの地下茎構造を破壊したのちに制圧する戦法が考案される。

 アニメ作品「トータル・イクリプス」で大活躍を見せた、99式電磁投射砲のブラックボックス部分にも「G元素」が応用されているという。

  • 最終更新:2014-08-17 23:43:31

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