Gストーン

【登場作品】勇者王ガオガイガー


 三重連太陽系よりギャレオンがもたらした緑に輝く六角形の結晶体。命の宝石。
 カインの子ラティオ(護)の能力を基に、Gクリスタルを原石として緑の星で開発された。

 「無限情報サーキット」と表現されるように、それ自体が超高度な情報集積回路・情報処理システムであり、Gパワーと呼ばれる高エネルギーの抽出限である。「対機界昇華反物質サーキット」とも呼ばれ、Gパワーはゾンダーが発する素粒子Z0とは対消滅する関係にある。 

 紫の星より発生したゾンダーに対して、緑の星の指導者カインの子・ラティオは抗体といえる能力を持っていた。カインがソール11遊星主に対するセーフティアンチプログラムの中枢であるGクリスタルに解析したラティオの能力を付加し、精製したものがGストーンである。ゆえに、Gストーンはプログラムの書き換えでGクリスタルへと機能を復元することができる。
 緑の星から赤の星へと技術供与があり、Gストーンをもとに赤の星の指導者アベルによってJジュエルが開発された。
 後に基礎出力を向上、安定させた改良型Gストーン、通称ラウドGストーンが精製され、ソール11遊星主の主動力として使用されている。

 使用者の勇気の高まりに応じて、無限の出力を発揮する。また、すべてのGストーン同士は相互にリンクし、出力を高め合う。

 Gストーンは、GSライド、GSジェネレーターといった出力機関として、勇者ロボをはじめとしたGGGのメカに活用されている。
 勇者ロボの体内には、血液ともいえるGリキッドが循環しており、Gパワーを全身に分配している。ガオガイガーの体から分離したブロウクンマグナムがゾンダーロボに吸収されないのは、Gリキッドが循環しているためである。
 勇者ロボの血液がGリキッドならば、神経と呼べるものにGファイバーと呼ばれる情報伝達機構がある。こちらもGストーンとの関連があるようだが、詳細は不明。

 弾丸XのGSブースターにより「Gストーン内部に封印された高エネルギィ集積体を爆発的に解放することで、限界以上のパワーを引き出す」ことができ、超出力を得られる。しかし、これは諸刃の剣であり、Gストーンのエネルギーを使い切ってしまうため理論上100%の機能停止が訪れるとされる。

 Gストーンとその関連技術は、当初は旧GGGだけが所有しており、それを狙う各国の諜報機関やバイオネットとの間に暗闘が繰り広げられたが、やがて関係国にそれぞれ数個のGストーンとGSライドを始めとする関連技術が無償供与された。

  • 最終更新:2013-06-30 00:11:43

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