ロンジット鉱

【登場作品】超人ロック


 恒星間航行に必要な「H・D(ハイパードライブ=超空間航法)ユニット」の主反応炉及び、反物質燃料庫をコーティングするのに用いられる稀少金属。大変高価な代物で、握りこぶしぐらいの大きさがあれば、一生贅沢に暮らしていけるほどの価値があるという。
 
 反物質は少しでも物質と触れると反応し、大爆発を起こしてしまう。安定した無重力状態の場所ならいざ知らず、重力や慣性の働く宇宙船内では、その取り扱いが非常に難しくなる。
 そこで反物質をユニット内で安定させるフィールド発生装置が必要となる。このフィールドを反物質発生装置、燃料庫、ジェネレーターなど、およそ反物質が触れる可能性があるところにくまなく、均一に張りめぐらせる。

 ロンジット鉱には、この種のフィールドをどこか一点に働かせるだけで、コーティングされた箇所全面に伝播する特性があり、反物質を安定した状態で取り扱うことを可能とする。

 年表によれば西暦2384年に、彗星核より発見された。

  • 最終更新:2012-10-26 01:40:07

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