カエナイン

【登場作品】科学忍者隊ガッチャマン


 アシカ島の国際科学技術庁の秘密採掘場から採掘されたウラニウム以上のエネルギーを持つ物質。第45話「夜霧のアシカ忍者隊」に登場。
 総裁Xは、カエナインはアシカ島の地質が深海サンゴの影響を受けて生まれた物質ではないかと推測している。

 採掘場から少量の鉱石がギャラクターに奪われ、アシカ島を囲まれてしまう。
 カエナインをギャラクターに奪われることは致命的であり、カエナインを守るよう要請する国際科学技術庁に対し、南部博士は島に取り残された作業員達の救助が最優先であると断言。科学忍者隊を輸送船団と共に島へ向かわせる。

 島は通年霧に覆われ、また北の海には珍しい珊瑚礁に囲まれているため船が近づくことは不可能で、ギャラクターも迂闊に手を出せずにいた。輸送船団は途中ギャラクターの攻撃を受け、一隻だけになってしまうが、ゴッドフェニックスに装備されたレーダー攪乱装置(金属粒子を霧状に吹き出す装置)を使い、島の近くへ接近する。続いて甚平が単身G4機で島へ渡り、ギャラクターの攻撃に驚き海に逃げ込むアシカの群れに紛れて、作業員達を船まで連れ出すという作戦を展開する。

 作業員の救出には成功したが、鉱石はギャラクターのメカに奪われてしまう。さらに作業員達の脱出を気付かれ、輸送船ごと人質にとられてしまう。忍者隊に武器を捨てて出てこいと言うカッツェ。ゴッドフェニックスのトップドームに現われた忍者隊に銃口が向けられた瞬間、甚平がこっそり連れ込んでいたアシカの子が海に飛び込んだ。その音にギャラクター達が気をとられた隙に、すかさず武器をとり反撃に転じる。

 ベルク・カッツェは取り逃がしたものの、トンボ型メカを奪い、カエナインを無事に取り戻すことができたのだった。

  • 最終更新:2012-11-11 21:51:44

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