ウラリ鉱石

【登場作品】ケータイ刑事 銭形雷


 第1話「カミナリ刑事登場! 〜お天気クイーン殺人事件〜」に登場した、青く小さな小石。多聞岬によく見られるという。
 ケータイ刑事シリーズでは南アメリカ産の「ウラリ」という架空の毒物が多用されており、ウラリの名を冠する架空の動植物も多く登場している。


 銭形雷が振り袖でお参りにやってくる。お祈りした雷の耳に聞こえる悲鳴。
 お天気コーナーの中継準備をしていたスタッフに話しかけるが、誰も悲鳴は聞いていなかった。奥の方に歩みを進めて確かめるも、断崖絶壁で行き止まり。崖から誰かが突き落とされたのかもと訝しむ雷だが、崖までは中継現場からの一本道しかないうえに、スタッフは誰も見ていないという。

 「港区赤坂の海岸で男の変死体を発見との通報あり。直ちに現場に急行せよ」とメールが入る。事件の捜査を開始する雷とトミー。死因は、頭部を鈍器で殴られたことによる脳挫傷。おそらく別の場所で殴られて海に落とされたと見る。
 そのとき、雷が変死体の靴にはさまった青い小石を見つける。ウラリ鉱石。近辺だと多聞岬によく見られるものだという。

 男が崖から突き落とされたのなら、なぜ遠くにいた雷に声が聞こえ、近くにいたスタッフに声が聞こえなかったのか。雷はスタッフにアリバイを確認するが、皆にアリバイがある。そのとき、一階に聞こえなかった石焼き芋の声が四階に聞こえたことから、ヒントを得る雷。「そうか、謎は解けたよ、ワトソンくん」

 スタッフを集め、説明を始める雷。音には暖かいところから涼しいところに曲がる特性がある。冷たい空気のある建物の上階ほど音を拾う。事件当日の気象条件は、上空が暖かく、雨でしめった地面が冷たい逆転現象が発生。トンネル現象で音が遠くにいる者に聞こえ、近くにいる者に聞こえないという現象が起きたのだ。犯人はこの現象が元日に起こることを知っていて、犯行に及んだ。

 変死体男性の時計が入った百葉箱をスタッフに聞かせると、一人だけ「岩田さんの時計って、壊れたんじゃないの?」と発言した者がいた。お天気クイーンの宮田晴江である。雷は時計は「止まった」とは言ったが、壊れているとは言っていない。気象条件に詳しく、被害者の時計が壊れていることを知っているのは真犯人だけ。

 お天気クイーンの宮田晴江は、実は気象予報士の免許を持っておらず、それをネタにゆすられていたことを告白する。

  • 最終更新:2012-10-25 23:31:33

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