マクランシェル

【登場作品】AZEL -パンツァードラグーン RPG-


 攻性生物の甲殻。セラミックに似た材質だが、より軽くて頑丈。様々なものに利用される。

 攻性生物とは、旧世紀の「遺伝基改造技術」で造られた生物兵器。
 攻性生物の中には、数千年の時を経て、変異して野生化してしまったものも多く、そのような種は「変異種」と呼ばれる。逆に、造られた当時の状態を維持している種は「純血種」または「原種」という。生物兵器としては純血種の方が強く、白く強靱な甲殻を持つ。純血種は生体レーザー発振器などの器官も退化せずに残っており、物理攻撃や粘液弾を使う変異種に対して攻撃能力が格段に高い。

 シーカーの研究によれば、遺跡の中でも塔と呼ばれるものは、環境浄化の役割を担っていることが分かっており、塔は浄化した土地を守り、増えすぎた人間を減らすために攻性生物を生産・使役している。
 それゆえ、攻性生物の多くは塔や遺跡の近くに生息し、人間を目の敵にするかのように襲いかかる。しかし、攻性生物の体から得られる甲殻や器官は、様々なものに加工され、過酷な世界に生きる人々の生活を支える。

 第1作『パンツァードラグーン』の主人公カイルも、攻性生物狩りを生業とするハンターだった。

 作中の言語「パンツァー語」では、攻性生物のことを「マクラル」という。「マクランシェル」は「攻性生物の甲殻」という意味。

  • 最終更新:2012-10-23 10:39:50

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